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道草しながらデジカメと遊ぶ


by mekkemonn
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額田王 10.1.30

額田王(ぬかたのおおきみ)終焉の地を訪れる。
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     「額田王」は飛鳥、奈良時代に活躍した歌人。
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630年前後「鏡王」の娘として生まれる。天皇家の血筋を引き「大化の改新」後16歳で斉明女帝に仕える。
大海人皇子のちの天武天皇(母斉明天皇)の間に十市皇女生まれる。
668年浦生野で宮廷あげて遊猟が行われた時に詠まれた歌。

 あかねさす 柴野行 標野行き 野守は見ずや 君が袖ふる
この詩は余りにも有名ですので意味を調べました。
「茜のさす柴の野を行くあなた 私に向ってそんなに袖を振っては 野守に見つかってしまうわ」
と言う意味らしい。
恋の相手は大海人皇子であり、額田王の前夫にあたりこの歌を詠んだ時は額田王の夫は中大兄(なかのおおえの)皇子のちの天智天皇)であった。兄弟が一人の女性をめぐって争ったとの事。
大海人皇子の返歌
   柴草の におへる妹を 憎くあらば 人妻故に 我恋ひめやも
意味 「君を憎いかって?そんな馬鹿な!人妻だからこそ余計愛しいんだよ」
この終焉の地を訪れて額田王の生き様が見えるようなそんな気持ちになりました。
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いつもはおにぎりとラーメンを二人で分けて食べるんですが、今日は一手間かけました。
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          久しくゆったりとしたお昼の一時でした。
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ひっそりと咲くやぶ椿は心が癒されます。
額田王の父「鏡(かがみ)王」は近江の豪族で額田王も近江出身という説もあるとの事です。
そのゆかりの神社も湖東の竜王町にあるとの事なので又機会があれば訪れたいと思います。
by mekkemonn | 2010-01-31 11:06 | 歴史探訪