業平道 10.3.19
2010年 03月 22日
この道は平安時代の歌人「伊勢物語」の主人公として百人一首で有名な「在原業平(ありわらのなりひら)」(828-880)が天理の櫟本(いちのもと)から大和郡山ー安堵町を通り河内の高安(現在の八尾市)まで「河内姫」のもとへ通った道です。
ちはやぶる 神代もきかずたつた川
からくれないに水くくるとは
業平の代表的な和歌がです。
このあと業平の姿見の井戸があることを知り行ってみました。
横にあるお堂は「日切地蔵尊」が祀られており奥にある今は青いシートに覆われているのが井戸で中を見ることが出来ませんでした。
業平が河内姫を訪ねる際にいつもこの井戸で姿をうつしたとか・・・
井戸は5mほどの深さがあり立派な石組みがされているそうです。
弘法大師が五百番目に掘られたとも言い伝えられ「ごひゃく井戸」とも「弘法井戸」とも言われているそうです。
by mekkemonn
| 2010-03-22 17:25
| 歴史探訪